ミトコンドリアの「酸化」とがんの発生
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水素ステーション LA MAHINA です(^^)
医療分野で注目が高まる『水素』について、書籍に書かれている事を引用してご紹介したいと思います。
参考：なぜ水素で細胞から若返るのか (PHP新書)辻直樹 (著)
今回は『ミトコンドリアの「酸化」とがんの発生』です
———-以下引用———-
🔹ミトコンドリアの「酸化」とがんの発生には関連性が…
がんがどのように発生し、転移していくのかは、腫瘍学の大きなテーマです。
原因がひとつでないことは明らかですが、「ミトコンドリア」の機能変性とがん発生には、何らかの関連性があるのではないかということは、以前から指摘されています。
第3章でも解説しましたが、おさらいの意味で、簡単にがん細胞発生のメカニズムを確認しておきましょう。
ミトコンドリアは酸素などを使ってエネルギーをつくる”発電所”、その発電による副産物が活性酸素です。活性酸素はミトコンドリアDNAやミトコンドリア自体を破壊してしまうため、ミトコンドリアは各種の抗酸化酵素をつくり出しています。
「酸化」によってミトコンドリアが破壊された場合、ミトコンドリア内に存在する「チトクロムc」が細胞内に放出され、アポトーシス(細胞の自殺)によって細胞死が引き起こされます。しかしうまくアポトーシスが進まないと、がん細胞という道を選ぶ、というのが一般的な考え方です。
つまり、どのくらいの量の活性酸素が発生するとDNAが変異し、アポトーシスせず、がん細胞として生き残るのかを知ることは、今後のがん治療のための重要な研究事項となります。
現時点では、がん発生のメカニズムに対して明確な答えが出ていない以上、発生してから治すより、発生を抑えるほうが建設的です。
そのためには、ミトコンドリア内活性酸素の制御が重要なことはいうまでもありません。
活性酸素を多く生んでしまう状況、糖質やアルコールをはじめとする、身体にとって毒となる物質の摂取を抑え、「水素治療」を定期的に行い体内に錆止めを施しておくことは、最低限必要だと考えています。
転載ここまで
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